ポケモンZA駆け抜け話

ネタバレ有。

9日間40時間でジガルデ捕獲まで駆け抜けました。
「ZAロワイヤル∞」の進捗はデウロちゃん戦後まで。



୨୧ ざっくり

レジェンドシリーズについて、白状します。
私はヒスイ地方に片足を突っ込んで、難しすぎて進行を諦めました。

じゃあなんでやったの?て話なんですけど、事前情報で出ていたライバルNPCのガイくんがむちゃくちゃ好みだったことと、「鶴葉さん絶対カラスバさん好きですよ!」と背中を押してもらったこと、カラスバさんは実際とても好き。

それはそれとして、一気に進めるくらいには楽しくて、ヒスイ地方にいた私は一体何なんだったったんだって思っています。今ならヒスイ地方に戻ってもなんとかなるんじゃないかと思うくらいには戦闘諸々慣れたのではないか、という気持ちです。や、ごめん力技とかまだよくわからん。

今作は、野生ポケモンにボコボコにされる前に捕まえちゃえ!ができるのがとても助かる、それをするためのボール回収とボールを買うためのお金稼ぎがまま楽、夜中ずっとトレーナーをしばけばお金が手に入るのめっちゃ助かりました。


ストーリーについては王道の、大変!主人公助けて!展開と今まで戦ったライバルたちが道を作るぜ!展開。私はとっても好きだし、熱いし、ラストはちょっと泣きました。

その上で、私は「最強のメガシンカ使い/ミアレの救世主」になりたかったわけじゃなくて「ガイくんの友達/カフェヌーヴォの常連さん」になりたかっただけなのに、という気持ちがラストはずっとありました。それはNPCのとこで書きますが。

あ、でもジガルデ10%の姿が非常にお気に入りで欲しかったので致し方なし。

その時々で必要なタイプのポケモンを捕まえたらどうかな~うっすらとした指標を、解放するワイルドゾーンで管理してくれるところも大変助かった、やりやすいうえこの上ない。ちょっとまだ捕獲できてなかったり進化させていないポケモンもいるけど、えーい!捕まえちゃえ!派に優しいポケモンいっぱい捕獲したら褒めてくれるモミジさんのシステムも大変相性が良かったです。


カナリィちゃん関連のアスレチックと、ラストでのアスレチック足場越えもすごく楽しかったしあそこで一番泣いたまである。ミアレシティのことを考えているのはもちろん、クェーサー社だけじゃなくて、一人一人の努力なんだなって感じるのがとてもよかった。アスレチックの難易度もそこまで法外じゃないし、頑張ればできる程度なので、もしかしたら歴戦のプレイヤーの皆々様にとっては物足りないのかも、とは思っていたのですが私はとっても楽しかった、十分です。あと23個らしいです、ネジ。


最近ポケモンは動画でやることが多くて、結構ゆっくり時間をかけてやっているからこそこうして駆け抜けでやったのはなかなか……いつもと違う楽しみ方だなとも思いました。本当にストレスのないゲームだったなと思います。

Switch2だから読み込みが早いってのもあるけど、それ以上にストーリーの動線もきれいだしプレイの上でしんどいってところがあまりなかった印象でした。

ちょうど自分の都合で時間ができたってのもあるけど、年末までにゆるゆるロワイヤルを進めたいなぁと思いました。通信進化とか、図鑑埋めが趣味なのでそれもやりたい。



୨୧ ガイくん

「最強のメガシンカ使い」になりたかったわけじゃなくて「ガイくんの友達」になりたかったわたし。

キャラデザが好きすぎて……ピンク髪茶色ジャケット天才過ぎてびっくりしています、好き。好きだ。

黙って借金したところばかりが取り沙汰されているけど、それってガイくんの唯一の欠点ですよね。

探している人がいて、お母さんがミアレで居なくなっている、という理解なんだけど、その時にミアレシティで助けてもらったAZさんとホテルZを助けるために、最初は打算的だったのかもしれないけど、ピューロくんやデウロちゃんを助けて、あまつさえ、クェーサー社に認められるほどポケモン勝負が強くて、マスカットさんから個人的な依頼で社長の護衛をしていた……????????もうよく分からないんだけど。ヤクザに借金しないとマイナスにできないレベルの聖人というか、完璧ぷりでは????????その借金のきっかけも、結果的にサビ組を助けたから、なんか困ってることない?て言われてという……これ、それこそ「サビ組」というのを当時よく分かってなかった説も全然あると思うんですよね。だって人を助けることに命かけてる人が動画作成に困ってるから、でお金借りるってなかなかこう……難しい気がして。それで連絡とれないのも、社長の護衛してるのに連絡してきたらそれこそ何してんねん、だと思うんですよ。

だからこそ君がフラエッテとタワーに行くべきってずっと思っていたし、最強は君だよってずっと思っていて、その上でどこかで少し近づけたらなと思っていたんだけど、あれ……ガイくんのバックボーンみたいなところ、意図的か分からないんだけどあんまり触れさせてもらっていないというか……最後の暴走メガシンカ鎮める前かなんかの会話で踏み込んだこと聞いたら「そんなことより」って一蹴されたことだけはまだ根に持ってるからね、ガイくん、私は今回君と遊びたくてホテルZにプレイヤー名Zをぶち込むのを我慢して、女の子「たずは」でミアレシティに遊びに来てるんだからね、覚えとけよ。

結果的に、メガシンカ使わずにラストガイくん戦を勝って「最強のメガシンカ使い」とかいうレッテルを貼られて憤慨していたんですけど、ガイくん(またはタウニーちゃん)って本当に「選ばれなかった性別の主人公」なんだなと思いました。これは本当にたまたまのことで出すポケモンくらい覚えとけよって詰られることではあるんですけど、切り替えたポケモンに併せて弱点タイプのポケモンが出てくるのが続いて、君だって主人公だろうに、って泣きながら(骨折した肋軟骨が痛いのもあるんだけど)戦いました。ここが一番泣いたポイント、お前も主人公だったんじゃないか、というポイント。だからこそ、タワーには俺が行くって言われたときに首が取れるんじゃないかってほど頷いて送り出しました、君の物語を見せてくれって。そしたらあんなんなっててもう笑うしかない。

この写真が一番好きだけど、「そんなことより」って一蹴したことだけはちゃんと謝ってね怒



୨୧ グリさんについて

「ミアレの救世主」になりたかったわけじゃなくて「カフェヌーヴォの常連さん」 になりたかったわたし。


残念ながらXYをプレイしていないので、詳しいことは分からないのですが、昨今のポケモンにおけるエール団とかスター団みたいな感じではなく、初代のロケット団とかルビサファの人たちみたいにまま高尚な考えで悪事を働いた、しかも世界にでかめの損害を与えかねないことをした、という認識はありました。あとよくフラダリさんの生首が回っていた気がします。YouTubeで公開されているポケモンのショートアニメみたいなやつのフラダリさんのCVが東地さんだったのでうっすら知ってた。

で、そこを補完するようにNPCの話を聞いていれば、ミアレシティにて大分居辛い環境なんだろうな、元フレア団って。みたいなのがあるのと、前後だったかなぁ、これはグリさん戦後の多分ゼルネアス捕獲前のイベントかな、モミジさんが「まだ付き纏う」みたいな言葉からも、相当苦労しているんだろうなというのは分かっていたけど、なんか……なんか楽しそうにカフェ経営してるのも違和感だったんですけど、それもこれも全部、グリさんとグリーズさんたち元フレア団の人たちが懸命に飲み込み続けた結果だったんだろうな。店の近くにいるグリさんのだと思われるリザードンは賑やかしのオブジェじゃなくて、もちろんお店のだいもんじローストとかの宣伝にもなるだろうけど、お店を守るためでもあり「リザードンいるからあそこ叩くのはやめとくか」みたいな愚かなミアレ市民への抑止力にもなっていたのかもしれないと思うと胸が苦しくなる。そんなことは無いんだろうけど。

ぜんっぜん!!!!!!!グリさんが救ったことにしてもろて!!!!!!ええです!!!!!!!!グリさん一時的にMZ団入りませんか、全然、グリーズさんも歓迎します!!!!!!!!はい!!!!!!!!ミアレシティを救った救世主です、これがミアレシティに迫害されてもそこで美味しいものを手ずから作り続けた人たちの強さです、この人たちこそ貴方たちの救世主です!!!!!!の気持ちがずっとあって、その後のスタッフロールでコーヒーをふるまっているところを見て滝のように泣きました。あの時の二人の、カフェヌーヴォの人たちの顔と言ったら……私は運よく関西の震災も、東北の震災も被災をせずに、これといった大きな災害で避難生活をしたことはないのですが、ああいうシーンでの「コーヒー」が持つ意味の大きさを分からない世間知らずではないと思っています。嗜好品ともいえるコーヒーをおそらく無償でふるまっている、コーヒーって現代人にとって、コーヒーブレイクって言葉が出るように、世界的に見ても休憩の代名詞なんですよね、だからあれって「ひとときのやすらぎ」に他ならなくて。そういうところが一番救世主足りえるところだとも思うんですよね、フラダリさんの目指したちょっと強行じみた世界救済ではなく、一人の市民をも零さない寄り添って立ち上がるまで支えられる世界の、ミアレの救済なんだなって思って、そういうのができるのは本当にグリさんたち、ミアレで頑張ってきたひとたちにしかできないことだと思います。

二次創作関連でどぎついメロ設定とか、XY時代の補遺みたいなことがあって、べそべそ泣いてます、あの……今XYやるにはどうしたらええですか、3DSですか。


これは「ホテルZにプレイヤーZを突っ込む勇気は流石にない」ということで珍しく自己投影型主人公としてミアレシティを駆け回らされた鶴葉さん。あ、ポケモンでは珍しくないか。


鶴葉の手控

Vtuberとして、山伏として。 日々忙しい鶴葉のてびかえ。 日記だったり、お話だったり したためていく場所です。

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