2020.05.24 01:30恐竜が生き残る世界もし万が一恐竜が生き残っていたらどうなっているか。皐月の暖かさを忘れた床に這いつくばりながらそんなことを、妄想をしていました。週の日照時間がゼロに近いことは例年とは違っていて、まるで最近の世相を表すようだと思いました。早く太陽さんと顔を合わせて笑いたいと思いながらもそれはまだまだ叶わぬ願いかもしれません。さて、冒頭に戻りまして。恐竜が絶滅しなかったらというありもしない可能性を考え始めたのは、最近プレイを始めたAPEXにそれらしい生き物が居たからです。ARKじゃないです。恐竜は脊椎動物に分類される生き物で、中生代三畳紀にはその姿があったことが確認されているそうです。しかしその後様々な理由から絶滅の一途を辿ったとされています。隕石がぁー火山灰がぁーなどなど...
2020.05.04 12:20Virtual #2やりたかったことができる、なりたかったものになれる。そんな世界にやっと入ってこられた。辛く苦しい日々はあれども、伸ばす腕があって、考える頭があって、それを許すひとたちがいる。だから、絶対に失ってはならない。伸ばした腕が、決断した頭が、大好きな人達が、再び離れないように。「あ。」「あ、鶴葉さん、こんにちは。」「テンちゃん、久しぶりですね。」元野生のイタチ、二貂理(したなが てんり)は大量のデータを運ぶ山伏の鶴葉に出会った。手伝う?と聞けばお願いしますと素直にその言葉に甘える鶴葉に苦笑が零れた。「鶴葉さんとこ、頑張るねぇ。」「いやぁ、情報がたくさん来るものですから。」「お兄さん、だっけ?」「そうそう、あちこち飛び回って小さいものを見つけてきてくれるんです。...
2020.05.03 06:00Virtual #1仮想世界は現実世界の裏にある、そう言ったのは誰だったか。現実世界の御山での片付けを終えた山伏の鶴葉は、意識を集中させてその場所を探る。確かな手掛かりを掴んで目を開けば、そこはここ数ヶ月で慣れ親しんだオフィスだった。仮想世界の特定プラットフォームにおけるデバッグ作業のサポート、それが彼女たちVtuberに課された使命だった。「毎度毎度思うんですけど、間違った所に行ったりはしないんですかね?」「鶴葉はもしかしたらありえるかもねぇ。」のんびりとした口調で鶴葉の独り言に同意をしたのは机で優雅に湯呑みをかたむけている彼女の母、どーるだった。「あら、はは様、事務所にいるだなんて珍しいですね。」「今日はね、たまたまよ。」「私もそろそろ任務出たいなーちらっちらっ。」「...
2020.05.03 05:55Virtual #0~設定大まかな設定Vtuber仮想空間におけるYouTubeのバグや不具合の調整を任務として、配信や動画投稿の裏で日夜戦っている存在。中の人などいない。仮想空間サマーウォーズのozみたいな仮想空間。あれ、いいですよね。